新年が明けました。
そして、昨年の12月以降大流行の「ノロウイルス」。秋田県では学校給食が中止となり、宮城県では水揚げされた牡蠣からノロウイルスが検出され出荷停止となりました。
年末恒例の餅つきもノロウイルスによる集団食中毒発生の恐れがあるとして、各地で中止になったようです。
更に、今までとは違う「型」のノロウイルスの出現です。敵もどんどん進化しています。恐るべし「ノロウイルス」!!
しかしながら、たとえ「型」が違っていても同じであっても、対策は一緒です。
まずは手洗い。外から帰った時、ご飯を食べる前、調理の前・・・指の間や爪の中までしっかり手を洗いましょう。
そして加熱。食品に火を通すときは中までじっくり・しっかりが基本です。85度以上で1分加熱すればノロウイルスは死滅すると言われています。
最後は消毒。「ノロウイルス」に効果があるとされるのは「次亜塩素酸ソーダ」です。家庭にある、食器やフキンなどに使う一般的な漂白剤のことです。これを使って調理器具などはこまめに消毒するといいでしょう。またノロウイルスは乾燥にも強いのでドアノブやカーテンにも付着します。薄めた次亜塩素酸ソーダでこちらもこまめに拭きましょう。
また、今までは「効果なし」と言われていた消毒用アルコールにも多少は効果があると、厚労省が発表しています。
必要以上に「ノロウイルス」を恐れることはありません。
手洗いを徹底し、簡単に手に入るものからうまく組み合わせて、常日頃の消毒を続けていってください。