最近、スーパー銭湯で「レジオネラ菌」による集団感染が発生しました。このレジオネラ菌とはどんなものなのでしょうか。
もともとは、土の中や川・湖や沼など自然界に生息する細菌の一種です。
近年では空調機器、超音波加湿器、循環式浴槽水などでよくみられるようになりました。
特に日本では入浴設備からの感染が深刻な問題になっています。
スーパー銭湯や介護施設のお風呂。
いわゆる大衆浴場です。
「レジオネラ菌」に汚染された「湯」がシャワーやバブルジェット、うたせ湯などで霧状(エアロゾル)になった時、ヒトの気道から呼吸器系や肺の奥に侵入します。
「湯」を誤って飲んでしまったからと言って感染するものではありません。
感染すると2~10日ほどの潜伏期間のあと、発熱や頭痛・咳など風邪のような症状が出ます。
ひどくなると下痢や呼吸困難を起こし、意識障害・歩行障害になることもあります。
しかしながら、国内のほとんどの施設は、保健所等の衛生関係機関と連携を蜜にしており、「レジオネラ症防止対策」に積極的に取り組んでいます。
また厚生労働省が定める「公衆浴場における水質基準等に関する指針」は大変厳しく、また遵守も強化されおり、基本的には安心して利用できるとのことです。
サウナや岩盤浴は、身体と心のリフレッシュが同時に得られます。
公衆浴場のプラス効果は、心身を健全に維持する一つのアイテムとも思います。
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レジオネラ菌
レジオネラ菌
2017/04/26
健康豆知識